http://blog.searchina.net/node/3975
<転載開始>
米アップル社は日本時間10日に新しいスマートフォンiPhone6およびiPhone6 plusが発表した。日本を含む9カ国・地域が第1次発売地域として19日に発売されるが、香港を除く中国地域は今回も第1次発売から外れた。
中国大手サイト・百度(Baidu)の掲示板には、第1次発売地域の発表直後に、中国大陸が外された理由について考察するスレッドが立てられた。スレ主は、「大量のお金で彼らを養っている中国が、彼らからリスペクトされていないことについてどんな気持ちか」とし、第1次発売地域から外されることについて中国の消費者は真剣に考えるべきだと訴えた。
ネットユーザーからは、中国政府の政策、プロバイダーの問題、供給量が追い付かないといった理由が挙げられた。しかしスレ主は「そんな理由は単なる言い訳に過ぎない」と否定。本人はよっぽどアップルに恨みを持っているようだ。
一方で、ある別の意見に対しては「うん、それは一理ある」と納得の様子。それは「もともとは1次発売地域に入っていたが、国内の一部の人間が事前に新製品の映像などをリークしたことでアップルが中国に対する懲罰として取り消した」という意見だった。
iPhone6の発表を前に、中国国内では関連情報や画像が続々ネット上に公開され、数日前にはYouTube(ユーチューブ)上に約7分間にわたるインプレッション動画までアップされる始末。動画で紹介されているものは10日に発表された製品の概要とほぼ一致しており、「わざとリークさせたのか」との疑念を抱かざるを得ないほどの内容だ。「わざとリーク」でないのであれば、アップルを激怒させるには十分すぎる行為と言える。
スレッドではほかに、「これがいわゆる『飢餓営業』というやつか」とし、黙っていても膨大な収入が望める中国ユーザーに対する「焦らし戦法」と推測するユーザーもいた。
かつて腎臓を売ってiPhoneを買い求めた少年が出現するなど、世界でもっともiPhoneをめぐって大騒ぎする中国大陸。それなのに真っ先に発売されないというのは確かに奇妙な話。あれやこれやと詮索したくなるのも、分かるような気がする。(編集担当:近間由保)(
<転載終了>
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